猫が思いもよらない事故に会うことがあります。予想のつかない動きをするからです。
「まさかあそこには入れないだろう」などと考えていても、それは人間の考えであって、猫の体は狭い隙間や非常に高いところも簡単に入れてしまうのです。
そう思ってここは通過できるだろうと思うところが通れなかったりということもあります。
猫になったことがないのでどんなところを軽々と通れるか人間である私たちは解らないのです。
ですから私たちは猫の身に危険なことは色々と考えて行動しなければなりません。
今回はネズミ捕りようのトリモチに猫がかかってしまった場合の対処法と予防法をご説明していきます。
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猫がネズミ捕りに掛かった
猫がネズミを捕ってくれる、いつの時代もそうなのですが、猫がネズミを捕りきれない時があると思います。
でも、倉庫などには大切な穀物が入っていたりするものですね。
都会ではこのように倉庫に食品があるということが無いのでしょうが、少し田舎に行くと倉庫があったり、古い家屋にネズミが住み着いていたりするものです。
そこで猫をネズミ捕り用に飼うのですが、猫一匹じゃ捕りきれないのです。なにせ、ネズミ算式っていいますからね。
そんなときはネズミ捕り用の薬やトリモチ、網を仕掛けるのではないでしょうか?
この仕掛けに猫がかかってしまうことがあります。薬も口にすると大変なことになりますが、トリモチも大変厄介です。
猫がトリモチにかかり飼い主さんが気が付かず数日過ぎてしまうと命に関わります。
鼻や口に粘着質が付く
なぜ命に関わるかというと、トリモチに掛かった猫は焦って動き回ります。その動きのせいで粘着物質が口やはなに着き呼吸が出来なくなるのです。
口や鼻に着かなくても、何日も気が付かずそのままだと、ご飯が食べられません。
ご飯が食べられないと同時にお水が飲めないのです。体力が無くなり衰弱してしまいます。
ネズミ捕りに掛かった時の対処方法
猫がネズミ取りにかかったのを発見したら飼い主さんは慌ててはいけません。すでに猫はパニック状態です。
そこへ飼い主さんもパニックを起こすと助けれるものも助けにくくなるからです。
まずは優しく猫に声をかけてみましょう。無理にネズミ取りの粘着物質を剥がそうとすると大暴れして取れなくなってしまいます。猫の様子を見てください。
対処法に用意するもの
ベタベタを取る方法をお教えします。用意するものは小麦粉とサラダ油です。小麦粉がなければ他の粉物でOK、でも食べられない体によくない物はダメです。
油も、食用のものであればOKです。それらをくっついているトリモチへ振りかけます。そうすることで扱いやすくなり剥がしやすくなります。
皮膚の引っ張りに気を付ける
トリモチのベタベタから剥がす際に皮膚を引っ張る形になるので猫は嫌がります。
猫の様子を観察しながら慎重に行ってください。目は合わせないほうが良いです。
何故なら、このような目に合っているときに近くにいる者が自分をひどい目に合わせていると勘違いしてその後も「助けてくれた」とは思わず「ひどいことをされた」と思ってしまうからです。
トリモチを取ることが不安であればお医者さんへ行って取ってもらうと良いでしょう。
ご自分で取る場合は毛に着いたトリモチを最後にはさみで切ります。猫が暴れるようであれば洗濯ネットに入れてネットの口から手とはさみを入れて毛を切ります。
猫の暴れが収まらない場合、刃物は危険ですから、お医者さんへ行くことをお勧めします。
ネズミ捕りに掛からない予防
猫は思いもよらない行動をします。ネズミしか入れないと考えた隙間にネズミ捕りを設置してもそれは人間の考えです。
猫は頭が入れば小さな隙間でも入ってしましまいます。ネズミが行き来する場所ならなおさらです。
ネズミ捕りを設置するときは必ず猫がその空間に入らないようにしましょう。
第一に猫に触らせない
ネズミ捕りは人間が触っても危険です。テレビのネタでトリモチを体に付けている人がいますが、私にはかんがえられません。
ましてや猫になんてとんでもないことです。猫は毛だらけ、何でもすぐに毛についてしまうのですから。絶対猫に触らせないでください。
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